グレーゾーンな子供たちの習い事 就学までにできること⑥ スイミング
私自身子供のころからずーっと疑問に感じていたこと
水泳って学校の先生はあまり指導しないくせに、なぜ水泳の授業をするのだろう?
(特に年配の女性の先生は水着も着ず、プールサイドで口頭指導してるだけの先生もいましたよー。)
そのくせ授業では
クロール25m泳ごう!なんて目標を掲げられて達成カードが配られたりしてしまうのです。。。
水泳を知らない子に、水に入らずフォーム指導をしてもほぼ伝わらないでしょうに。
しかも水泳は家庭で親が教えてやることが難しいため、
学校ではスイミングに通っている子と通っていない子の明確な格差ができます。
バタ足、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ。習えばだれでもいつかは習得できますが授業ではちゃんと指導がいきわたりません。
授業で競泳としてスピードを競う機会はほぼ無いため、本当はのろくてもフォームさえできればじゅうぶんです。いざというときカナヅチでは困るのを回避できればいいのでしょうが授業では個人任せなかんじです。
私自身、小学校時代、親が通わせてくれたおかげでクロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バラフライと4泳法習得して二年ほどで卒業しました。(学校の授業で習ったわけではない。)
水泳は自転車と同じで、「一度習得すると体はずっと覚えている」ようで
アラフォーのママンがうん十年ぶりにプールに行って泳いでみてもいまだになぜかバタフライまでできます。運動嫌いなのでめったにプールなんて行きませんが(笑)
この小学校の水泳の授業、いきなり泳げ潜れと言われてもパニックと恐怖でできないのがグレーゾーンの我が家の子供たち。ただの苦痛な授業としてインプットされるでしょう。
そこで娘ちゃんは
年中さんの夏休みから、短期レッスンでまずおためし体験から始めました✨
当時身長100cmほどのちいさな娘ちゃん。
怖がりで、初めての人には寡黙なため、
「おトイレの時は担当の先生に勇気を出して言うこと」
「ママは隣のガラスの部屋から見ているから大丈夫なこと」
を伝え、
毎度レッスン時は更衣室でままんも靴下を脱いで、手をつないで一緒にプールサイドまで歩いていきました。
初めてで泣いちゃう子に慣れている先生たちがそこから手を引いて連れて行ってくれました。
娘の場合、怖さや不安があっても痛くても困っても泣きません。
感情を慣れていない人には出しません。
泣くのはパパとママがいるときだけなんです。
初めての習い事。
幼稚園以外で初めての母子分離。
緊張して固まっている娘ちゃんを見学室から下の子を背負いながら見守っていたことは今でも鮮明に覚えています😂
昭和時代からあった習い事スイミング。
さすがに歴史が違いますね。
水慣れクラスははじめはプールサイドに座って足を水につけるだけ。
足をばちゃばちゃやったり、手でかけてみたり、
ハードルはめちゃくちゃ低くて幼児でも大丈夫😆
水中での運動は関節に負担をかけないため、成長期の子供に適していることもロングセラー&人気No.1習い事として愛されている理由なのでしょうね✨
娘ちゃんは短期レッスンで、一瞬顔つけができるようになるだけで先生に褒めてもらえる体験をして、ちょっと嬉しそうに帰ってきました。
そして小1ではクロール、背泳ぎをマスター。
小2で今、平泳ぎを練習しています。
スイミングは個人のペースで進級していくので、チームメイトに迷惑をかけるとか、大会がどうとか、そういった負担もありません。気軽にできます♪
そして、小学校ではむしろ水泳が得意な部類になりました。
高学年になったら水泳部に入りたいらしいです👍
最近「平泳ぎ25m終わったら卒業してもいいんだよ?」と娘ちゃんに聞いたら、
「ママがバタフライまで行ったから私もバタフライまでやる!」と返ってきました☺
そんなに運動が得意でない娘ちゃんにもスイミングは合っていたようで、習わせて良かったなと思っています。
ちなみに
後に続いて年少後半からスイミングを始めた息子くんは、今バタ足をやっています。
彼はあんまり集中力がなくて、プールでただ遊んできているようなものなのですが、
「まあいつか25m泳げたらいいんじゃない?」くらいの気持ちで見守っています♪